テーマ 月がなくなったとき 墓場で 天才が 少女に出会った・・・
by夜月
第一話
になるかどうか分からないもの
ジィリリリリリリリ・・・・・パシ!
「んー・・・ふぁぁ〜・・・またつまらない一日が始まるのかぁ」
俺は、瑠璃垣 弓月(るりがき ゆずき)21歳、特徴は・・・というか自慢になるのか俺は6歳で、すでに有名私立高校受験が出来るくらいの学力があった。
いわゆる天才ってやつかな ははは
俺でも欠点があって女性が少し苦手なんです、女性とは必要最低限のおしゃべりできません。
あと、最初の2行を見れば分かりますがほと走るやる気の無さ。
このくらいでしょうか?
「今日は・・っと」そう言いながらカバンの中からスケジュール手帳を見てため息をつく
「はぁ・・・・17時から塾の講師か、自給は良いんだけどなぁ生徒が女子高生しかいないのが・・・あっ」
そう憂鬱だぁと思った俺はふと思い出した、今日は親父の命日だ。
俺は「急がしい」を主な理由にかれこれ1年は墓参りに行ってない、つまり毎年この日にしか行ってないことになる。
「まーこの日は行ってやったほうがいいよな、毎年行ってることだし」
親父の自称自慢だったおんボロスクーターにまたがり墓へと向かう。途中花屋によって菊の花を買いスクーターに装備されている前の籠に菊の花を入れ走り出す。
菊の花をなびかせ、なんとも不吉なんだといわんばかりの視線が痛い。
親父の墓は一番奥で階段を100段以上も登らなければならない、かなりだるいところにある、頻繁に来れない理由の一つだ。
親父の墓の前に着き花を生けるための花瓶や水を汲んだりしていつも思う
「しかしここは景色が綺麗なんだよなぁ、でも場所が墓だしなぁ」
など、だるそうに墓を掃除したり景色を見てボーっとしたりしてると時計の針は既に16時を軽く回ってもうすぐ5時だ。
「ヤベ!もう16時40分かよ!遅刻だもう行かなくっちゃ」
スクーターを走らせギリギリ5時前に間に合い営業スマイルで女生徒に数学を教える俺はなんとも言えない複雑な気持ちで教えるこっちも「こんなの覚えて何に使うんだ?」な度と思ってしまう。
「またくだらない一日が終わったなぁ自分お疲れ様〜」と心の中の俺と乾杯して家に帰るというお決まりのループ再生のような生活が終わった。
と思った、だが今日は違っていた・・・
玄関前まで来ると家の鍵がないことが分かった、でも見当はあらかた付く
「親父の墓かぁだるいなぁ」と思いながらも家に入れないことには墓に向かった。
階段を30段ほど登ったところで変な寒気がした、あたりを見渡しても誰もいるはずがない。
「落ち着け、落ち着くんだ俺!」と額に冷や汗をかきながら早足で再び登り始める。
次の瞬間あたりが闇に包まれた。
「何!?何なんだ!!??」
目の前が見えないほどの暗闇が広がった、そのうち上の親父の墓の方から光が放たれ、かろうじで前が見える。
「くっそ!何なんだよ!月まで無いぞ!!!月は夜の太陽で・・・・」
と俺は半ギレで登ると親父の墓の前に見た目13〜4歳くらいで自分の背丈くらいありそうな長髪の少女が座り込んで親父の墓にもたれて寝ていた、白装束の姿で。
「幽霊か?人間か?うーん・・・透けてないな人間だな!うん、人間だと信じたい、でもどうして親父の墓に?」
よく見るとその子の周りだけ光が満ちている。
「ん・・・」
少女は寝起きのうつろな目で俺を見る、正直かわいいと思ってしまった自分がいた。
言っておくが俺はそんな趣味ないからな!
「んー?・・・あぁ!!!星月(せつき)!!!」
俺に抱きついてきた、正直訳わからない、戸惑う俺を尻目に女の子は「ぎゅっ」と抱きしめてくる。
「あの一つ良いかな?」
「どうしたの星月?何か声変わった?風邪気味なの?」
「いやー俺は弓月なんだけど・・・」
「え?」
「星月は親父の名前・・・・・」
プチあとがき
月ばっかでごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、内容クソでごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、
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