ケンジはまたあの世界にいた。
「ここは・・・おい!さっきの場所じゃないか!俺はまた死んだのか!?」
そう叫ぶと守護零刀がすぅ〜っと現れた。
「貴様はまだ死んではないあれを見ろ」
そう言い指さす方をみると川が流れていたその川は透き通った青色をしている。
「もしかしてこれが三途の川か!?」
「まーそのようなもんじゃな、ちょっと川を覗いてみい」
覗き込むとそこには病室で眠っているケンジが映っていた。
「うわ!何で俺が映ってんだよ!俺ならここに・・・」
「あれはただの肉体じゃおまえはあの力を使った反動で今は肉体と魂が離れておる」
ケンジはキレた。
「おい!じじぃ!そんなん聞いてないぞ!」
守護零刀は困った顔をして言った。
「まー落ち着け!元に戻る方法はある」
「それはなんだよ!」
ケンジは必死な顔で言う。
「守護天使界最高権力のミカエルに頼むのじゃ」
「はぁ?ミカエル?どこにいるんだよそりゃ?」
守護零刀は指差す。
「そこに見える城じゃ」
そこにはとてつもなく大きな城があった。
「くれぐれも嘘つくでないぞ!」
そう言うと消えた。
ケンジは恐る恐る入ってみる、そこには身長5bはある大きな男がいた。
「・・・・・・」
ケンジは空いた口がふさがらない。
「言いたいことは分かっている、正直に100の質問に答えろ。」
「100!?んまーそれで戻れるんなら我慢してやる!」
ケンジは正直に答えていく。
そのころ現実の世界ではトシオとチヅルが家に帰る途中だった。
「ケンジ君大丈夫だよね?」
チヅルは不安そうにつぶやく。
「あぁ!大丈夫だって死のうとしたって死なないよ」
笑いながらそう答えトシオはチヅルと分かれた、だがトシオの本心は違った。
「何でいつもケンジばかりなんだ、俺だって怪我してんのにそれに俺だってあいつのこと・・・」
と小声でつぶやく、
そして、ふと前を向くとそこには身長2b近くあり黒い布を全身にかぶった人がいた。
その男が言う。
「おまえは力が欲しいのか?」
トシオは少し間をあけて答えた。
「あんた誰ですか?」
「そんなことどうでもいい、力が欲しいのかと聞いている」
「そりゃ欲しい!ケンジよりすごい力が欲しい一撃で相手を倒せるような力が」
「ならこれをやろう」
それはの漆黒の色をし黒いオーラが漂う折りたたみ式の鎌だった。
「これを使うにはひとつ条件がある、契約で底のくぼみに血を一滴たらすんだ」
トシオは言われたとおり血を一滴たらし契約をした。
「これでいいのか?」
そう聞くがそこにはもう男はいなかった。
トシオは歩き出すとこっちに歩いていた不良とぶつかった。
「痛ってーなクソガキ!どこ見て歩いてんだよ!あん?治療費払えよ治療費!」
そういうと無理やりトシオの財布を取って金を抜く。
「ふざけんな!やめろ!!!」
不良はある写真を見つけた。
「ん?なにこの女ブッサイク(笑 こうしてやる!ハッハハハ」
写真に写ってるのはチヅルだった、それを不良たちは踏みつけている。
「やめろー!!!!!!」
トシオはとっさに鎌を持って不良めがけて振り下ろした。
ブシャ ビシュ ズシャ
一瞬で不良たちは肉片となった。
「すごい!これならケンジより強いかもしれないぞ!フハハハハ!」
そこにあの男の声がした
「我が同士よ我がもとへ集え!」
トシオは深い森の中を歩くそして、あの男がいた。
「やぁ来てくれると思ったよ君は強い、君は4人の同士をまとめるリーダーとなってもらいたいいいかな?」
トシオは不敵な笑みを浮かべ答える
「あぁ・・・人を殺せればそれでいい」
寒気がたつほどの笑みで答えた。
「では同士を紹介しよう、出てこい」
そうすると4つの影がすぅ〜と現れた。
「左からアズラエル、アシリエル、アズリエル、そして君はサマエルだ」
その仲間たちとは
黒髪でオールバックでメガネをかけている男とフロウそしてユナだった。
第17話 天使
あとがき
これが限界ですOTL
天使をどうしても出したかったんで出しちゃいました(笑
天使の名前は本当にある名前です。
結構、急展開&無理矢理な設定ごめんなさいです・・・はい・・・・
これが限界ですOTL
天使をどうしても出したかったんで出しちゃいました(笑
天使の名前は本当にある名前です。
結構、急展開&無理矢理な設定ごめんなさいです・・・はい・・・・
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