第20話 歳会さいかい
所変わってこちらは学校、そしていつもの朝をむかえる。
基本一番乗りの明日が学校に到着し、前日のこともあるだろう、椿が急ぎの足で学校へ到着した。
「あ、おはようあしたくん。さいとは!?さいとはまだきてない!?」
「教室を見れば分かるでしょ・・まだだーれも来てないよ。」
明日の言葉どおり、教室には2人しか居なかった。
当たり前のことなのだが、椿はすこし暗い顔をする。
(あしたくんのお兄さんが居るとは言え・・本当に大丈夫なのかなぁ・・)
そして、だんだんと教室には人が増え初めて、教室の時計も針を早めるころだ。
キーンコーンカーンコーン
授業開始5分前の予鈴が鳴ってしまう。
はぁ、と椿が溜息を吐いてみせる。だが、予鈴が鳴り終わる数秒と言うところで
「あー!良かった間に合った!」
最近聞いていなかった声が、最も聞きたかった声が、教室の後ろのドアから聞こえた。
「あ、よう久しぶり、2人とも」
と、こちらの方を見て歳人が言った。それに答えるように・・
「バカーッ!遅いわよ今まで何してたの!?人の気も知らないで!帰ってくるならもっと早く帰ってきなさいよ!第一なんで後ろから入ってくるのよ前から入ってきなさい前から!」
とそのうち言ってる自分でさえ意味がわからなくなるマシンガントークをかました。
「あー、まぁまぁ、落ち着いて、帰ってきたんだからいいじゃないか、つばきさん・・」
明日は意外と落ち着いている。流石は椿のなだめ役、あなどれん。
再開を果たしたところで、昨日へフェードバック。。。
 
歳人は明月とアウトロウラインから無事脱出し(明月が来たときから仕掛けておいたワープポイントによる)学校へ到着、先生から椿たちの事を説明された。
水穂はもう椿と帰った後であったので、水穂はさっきまでいたという話しだけ聞かされた。
歳人はその後帰宅したのだが、明月と先生は話しがあると言うために、歳人の家とは反対の方向へと向った。
帰宅した後、
「ただいまー」歳人がそう言うやいなや、妹の暁が部屋から駆け出してきた。
「おにーちゃん、どこ行ってたのよぉ、、なんで1日も帰ってこなかったんだよぉー」
今にも泣きそうな声で歳人にくっついてくる。
「あー、ごめんごめん、悪かった、ちょっといろいろあってな・・」
歳人もこれには慣れる事が無いらしく、すこし困った感じだった。
その後、暁からのお願いで、「一緒にお風呂はいろ」とのことだったのだが、つかれているし、そう言う気分でもなかったので、丁重にお断りした。
まぁ、その分の不満もあってか、朝おきたら布団に入られていたと言うのは内緒だ。

一方の2人は言うまでもなく、学校にて話しを終えた後、すぐに帰宅をした。明日によると、明月は家には戻って居ないらしい。
 
そして現在に戻り・・・
授業がいつものように(約1名ダラけて)終わり。帰路につくころ。。
ピンポンパンポーン
「えーと、8-Dの、えーっと(なんだっけ)あー・・ 例の3人〜、なるべく早めに職員室に来てくださいー」
パンポンピンポーン
「・・・・」
「・・・今、略されたよね」
椿が突っ込みを入れる。
気にしてはいけないところなのだが、そこは軽くスルーし、「例の」3人は、職員室へと向う。
「おーう、ここだここだ、よくわかったな君達!」
(いや、そりゃ、わかるでしょ・・)
心の中で思った椿だったが、ここは言葉にしていけないところだと思ったのでとどめる事にした。
「で、何なんですか?用事は? また掃除とかじゃないですよね?」
明日が聞くと先生が答える、
「あー、それなんだがねぇー・・」
ごそごそと、ポケットから何か光るビー玉のようなものがついたリングを取り出した。
ん・・?ビー玉?
「それは、この前の・・」
「いや、この前の物と全く同じ物では無いけど、まぁ同じ物だね」
そういえば色も違うし、こちらは破片のようになっている。
「そうだね、この真ん中にあるビー玉のようなものあるだろ?これは魔晶石(エレメンタルクリスタル)といって、魔力とかを変換して、特別な力にするための物なんだよ」
「・・・えーと、よくわかりません」
「勉強が足りません」
良く分からない歳人に先生がぴしゃりと言う。
「そうだね、簡単に言うと、豆電球に電気を流すと明かりがつくだろ?でも電気は明かりではないよな?そんな感じだ、電気だったものを明かりに変える、同じように魔力だったものを別の物に変える、そんな感じだ。ちなみに、前に君が使ったというのは物体を別の場所へ移動させるものだね」
なるほど、と歳人は言う。納得したのかは別として。
「で、なんで先生がこれを?僕たちをまたどこかへ飛ばすんですか?」
「いや、そういうわけじゃ無い、しかもこれは物体を移動させるための物じゃないしな」
「じゃぁ、、なんなんです?」

「これはな、"水"を作るための物なんだよ」
あとがき

ごめんなさいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
おくれましたあああああああ
ごめんなさいいいいいいい
しかもなんか無駄に長いですううううううう
「起」もできずすみませんんんんん
調子のりましたあああ
ごめんなさい。
はい。
まぁ、やっとできました、呆れられました、あげです。
まぁですね次の人がんばってください!!11!
今もうそろそろ4時ですよもう
もちろん午前ですぅ☆
ごっほごっほペッテンコーファー
まぁ、御迷惑をおかけしました。空気も読んでません。
次の人よろおおおおお
orz
byあげ