「とにかく探すしかないわよね」
さすがに眠い様子はなく渚ははきはき答えた
「はぁー・・・部隊の次は逃走ですか・・・」
未だに開発者が握られているがもうどうでもいいだろう。
「とにかく探そう。俺は万が一のことがあったら困るからな。外を探す」
黒乃はそういうやすぐに外に出る廊下に向かうとするが・・・
「見つけたらここで会おう」
二人は「はーい」と答え黒乃を送った
「じゃあ私達は中を探しましょう」
「だな」
七翔が先に行こうとするが、渚が来ない。
「どーした?」
「あんたいつまでそれ握ってるの・・・」
黒乃は外に出る廊下を少し駆け足で歩いていた。
イージスはなぜ逃げ出したのか?なにか感じ取ったのか。
もしくは・・・いや今はまだだ。10歳の子供生物兵器だしな。
さすがに怖かったんだろう。
いろいろ考えて外に出ることが出来るドアが出てきた。
このドアは声を認知してようやく出入りすることが出来るたった1つの出入り口。
「まぁ一応な・・・」
黒乃はドアの前に立ち、
「影村黒乃。とだけ言うと」
ウィーン
とゆっくり開いた
外はまだ朝日は出ていない。黒ともいえない藍ともいえない色に空が染まっている。
「はぁー・・・」
やっぱりいなかったか。無駄足か・・・と思い少し前に視線を向けると・・・
「あ・・・どうやって出たんだか・・・」
いた。空を見上げながらくるくる回っている。いったい何がしたいんだ。
黒乃は考えた。さすがに飛び掛るわけにはいかない。だから。
「よう。何やってるんだ?」
渚や七翔のように話しかけた。
「お空がねすんごくきれいなの。」
イージスは逃げ出す様子もなくおっとりした様子で返した。
「そうだな。こういう空は初めてか?」
黒乃も見上げた。すこしずつ藍が強くなっている。そろそろ夜明けだ・・・
「うん、いつも真っ暗なお部屋にいたから・・・」
黒乃はイージスに視線を向ける。外見はどうみても子供。けれど中身は生物兵器。
「そうか・・・だから逃げ出したのか?」
「・・・うん。すこし怖かった。でも大丈夫。」
イージスは黒乃から背を向け基地に帰っていく。
黒乃はイージスを追い抜き、しゃがんだ。
「疲れてるんだろ?」
「うん!」
イージスは子供の顔をして、黒乃の背に乗った。
「あはは、寝てるときね。おんぶされてたんだ。」
黒乃はイージスをおんぶして歩きながら。
「・・・それは俺だ。」
「すんごい気持ちよか・・・た・・・」
こてんと頭が黒乃の肩に乗った。
「よく寝る子供様だな・・・」
そんなことをつぶやきながら黒乃は微笑んでいた。
・・・ていうかどうやって出たんだ?
黒乃は集合場所に戻りながら、考えていたが出るわけがなかった。
そして、集合場所で・・・
「あっ?!見つかったんだ。よかったー・・・」
渚が黒乃に駆け寄る。七翔は・・・
「おんぶ?!ロリ・・・痛いっ!」
七翔は黒乃に蹴られ、そして。
「よかったな。」
と笑顔で黒乃に答えた。
黒乃は・・・「そうだな。」とだけ答え、安眠室に入っていった。
そして、ベットに寝かせその隣にイスを持ってきてそこに座り黒乃はそこで眠りについた。
二人に。「おやすみなさい」とだけ残して・・・
第伍話 おやすみなさい
はい。鈴音です。(うつのめんどくさい。
今回はイージスと黒乃の親子のようなものにしてみました。
渚と七翔は何してたんでしょうね。知りません。聞こえません。ナニイッテマスカ?
さて、なんかつなげただけのような感じですね。1話から4話まで読みましたが、未だにイージスの
詳細は不明と・・・まぁ外見は無邪気な子供ということで。なんかね、打ってるときに、ね?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気読め。
ではおそらく会いましょう。
next by あげ。よろしく。
今回はイージスと黒乃の親子のようなものにしてみました。
渚と七翔は何してたんでしょうね。知りません。聞こえません。ナニイッテマスカ?
さて、なんかつなげただけのような感じですね。1話から4話まで読みましたが、未だにイージスの
詳細は不明と・・・まぁ外見は無邪気な子供ということで。なんかね、打ってるときに、ね?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気読め。
ではおそらく会いましょう。
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by鈴星の音色