第拾伍話 黒乃の部屋
山道を走る、ひたすら走る。

車は頂上付近にある建物の前で止まった

「あーやっとついたぜ・・・」
黒乃達は新潟基地に着いた。
三人は言葉を失った。
そこにあったのは、


「「「学校じゃなか?」」」
三人息を合わせ見事なハーモニー。
三人は2−3のクラス改め黒乃達の部屋に向かった。

「このあと、30分後に集会があるから忘れんなよ」
黒乃が二人に言うが、
「あーはいはい分かってるってグランドに集合でしょ?、なー渚?」
「うんうん!」
『はぁ・・・軽いなぁこいつら』
黒乃はため息をつき教室を出ようとする。
「渚は何でワクワクしてるんだ?」
「だって私学校・・・」
「んじゃー俺は先行ってるからな渚、七翔セレネを頼んだぞ。」
「「りょーかーい」」「りょうかーいですぅ」
ワンテンポ遅れてセレネが返事をする。
『大丈夫かね?心配だ。』
「セレネ、ちょいこっち来い」
「なぁに?」
「30分後にこの二人をグランドに連れてきてくれ、いいな?」
「はぁい」



30分後



「・・・であるからして新潟の本当の基地は長年使ってなく劣化がひどい、なのでしばらくはこの廃校で生活してもらう、ここは地図にも載ってないし回りは木で覆われてるから大丈夫・・・だと思う、まー2〜3日の辛抱だ。」

『まーなんだ、話長がいよ二人はともかく何でセレスまで来ないんだ?』

「ん?おまえ一人か?二人とあの子はどうした?」
「さぁ?」
「さぁ?って・・・あのなぁ・・・」



俺は説教が終わった瞬間2−3のクラスに直行し扉を思いっきり開けた。
「どうして来ないんだよ!二人はまだしも何でセレネ・・・ま・・・で?」


「黒乃君!早く席に着きなさい!」


自分の回りの時間が一瞬世止まった


「・・・・は?何やってんの?」
「た、助けてくれぇ!黒乃ぉ!!」
足を椅子に括り付けられ、背もたれと胴体を結び付けられてる七翔がいた。
「ど、どうした?何なのこれは?」
「せんせー問2の(4)が解けませーん。」
セレネが思いっきり右手を挙げ質問している。
「せっ先生?」
「そうなんだよ黒乃ぉ、おまえが行ったあと急に渚が始めだして・・・」
「おまえ・・・捕まったのか」
「黒乃君!早く席に着きなさい!」
「はぁそんなことより何で集会来な・・か・・った・・・」
「くーろーのーくーん・・・はーやーくー座ろーうね!!!」
「は、はひぃ!!」
『そうか、これに七翔も負けたのか・・・』
日も傾きかけた夕焼け空
『俺ら何時間こんなことやってるんだ?』
「なーセレネ」
「ん?なぁに?」
「もう飽きたぁ、とか言ってくれないか?」
「えー面白いのにぃ」
「何とかね?お願い!24回目の一生のお願い!!」
「しょうがないなぁ」
『やった!これで終わるぜ』
ガタン!
いきなりセレネが立つ。
「どうしたのセレネちゃん?黒乃何か怒らせること言ったんでしょう?」
「来る」
微かに聞こえる声で言った。
「何?もう少し大きな声で・・・」
「近いのぉアルテミスちゃんが」
あとがき
はぁ・・・何だこれ?wスペースありまくりんぐwww
自分で書いててもため息出ますわ
まーこんなのしか書けないのが剿骭祉Nオリティです。テ゛フォです。
PM1時をお知らせします。
by剿骭