薄暗い部屋。
初めはこの暗さや空気にはどうも好きではなかったが、
今となっては慣れてしまったものである。
1つの窓から外の光がカーテン越しに差し込む。
「おはようレヴァ。」
そう言った彼女の前には、小さなドラゴンのような生き物が眠たげに籠を揺すっている。
レヴァと呼ばれたその生き物が彼女の耳元でつぶやく。
「そう、奴が”材料探し”を始めたのね・・。」
彼女はそう言うと身支度を初め、ドアもない部屋から消えていった。。。
第七話
「そんなこんなでタケシくんは余裕で魔具の使い主をゲットしたのであった・・。」
「あんたさっきからブツブツなに言ってるの?」
「いや、独り言。」
キーンコーンカーンコーン
「お?そろそろ昼飯か」
昼時の食堂は生徒でごった返す。
この”城”には食堂が少なくとも30はあると思うが、広さが広さだけに、人が集まるのだ。
「タケシくんは食堂のハンバーガーが大好きなんだ」
いや、独り言
マキノは普通に日替わりA定食を
ユイは・・
「お前、飯いらないの?」
「さっき少し食べたから・・」
などと、会話をしているとあっという間に回りの席が埋まってしまった。
これだけ人がいれば1人くらいは魔具の持ち主がいても良いんじゃないかな〜
「ねえねえ、それ反応してない?」
「うおっマジだ」
おいおい本当にいるのかよ!
「しかもかなり近いぞ・・!」
俺たちは昼飯をサクっとかきこみ、反応のする方へと向かった。
「確かに、こっちのほうから・・、動いてもまだ反応が強いぞ・・。」
廊下を歩いていると・・
ドゴッ!
「うぐ・・ッ!?」
マキナに思いっきり殴られた。
「え?なんだなんだいきなり!?」
走り去るマキノ、俺は後を追う。
次の曲がり角を曲がったとき、そこにマキノの姿は無かった。
しかし、学園内の廊下はぐねぐねになっていて、1本の直線ではないものの、
それでも2〜300mはある。その廊下に横道などは見当たらない・・。
「消えた・・?」
まさか壁でも壊して出てったんじゃないだろうな・・?
と、ふと思ったが、そんなことはなかったようだ。
「…春夏秋冬による材料を奪取しました。」
遠くで、タケシたちに聞こえない声で名も無い生徒がつぶやいた。
「くそっ、いったいなんなんだ・・」
戸惑うタケシ。
(ひとまず戻って魔具の持ち主を探そうか・・)
するとあることに気づく。
「あっ、血の十字架がない・・!!」
「あんたさっきからブツブツなに言ってるの?」
「いや、独り言。」
キーンコーンカーンコーン
「お?そろそろ昼飯か」
昼時の食堂は生徒でごった返す。
この”城”には食堂が少なくとも30はあると思うが、広さが広さだけに、人が集まるのだ。
「タケシくんは食堂のハンバーガーが大好きなんだ」
いや、独り言
マキノは普通に日替わりA定食を
ユイは・・
「お前、飯いらないの?」
「さっき少し食べたから・・」
などと、会話をしているとあっという間に回りの席が埋まってしまった。
これだけ人がいれば1人くらいは魔具の持ち主がいても良いんじゃないかな〜
「ねえねえ、それ反応してない?」
「うおっマジだ」
おいおい本当にいるのかよ!
「しかもかなり近いぞ・・!」
俺たちは昼飯をサクっとかきこみ、反応のする方へと向かった。
「確かに、こっちのほうから・・、動いてもまだ反応が強いぞ・・。」
廊下を歩いていると・・
ドゴッ!
「うぐ・・ッ!?」
マキナに思いっきり殴られた。
「え?なんだなんだいきなり!?」
走り去るマキノ、俺は後を追う。
次の曲がり角を曲がったとき、そこにマキノの姿は無かった。
しかし、学園内の廊下はぐねぐねになっていて、1本の直線ではないものの、
それでも2〜300mはある。その廊下に横道などは見当たらない・・。
「消えた・・?」
まさか壁でも壊して出てったんじゃないだろうな・・?
と、ふと思ったが、そんなことはなかったようだ。
「…春夏秋冬による材料を奪取しました。」
遠くで、タケシたちに聞こえない声で名も無い生徒がつぶやいた。
「くそっ、いったいなんなんだ・・」
戸惑うタケシ。
(ひとまず戻って魔具の持ち主を探そうか・・)
するとあることに気づく。
「あっ、血の十字架がない・・!!」
byからあげ